さくら学院祭2016

注目の生徒

黒澤 美澪奈(くろさわ みれな) 中等部3年

この生徒はチョッとずるい。「したり顔」だけでカメラを独占したり、何かにつけてリアクション芸をかましてアップにされたりと、やりたい放題だ。このようにキャリアに物を言わせた小賢しい演技は黒澤プロと呼ばれている彼女の真骨頂である。

MCも上手く廻していたし、12人の生徒の中で絡みで森先生をフォロー出来ていたのは黒澤美澪奈だけだ。そういう安定したパフォーマンスは大変良いが、意外性という観点からはアッピール不足。 欲をいうと、まだまだ成長期だということろも見せて欲しいと思った。

倉島 颯良(くらしま さら) 中等部3年

電車の中吊り広告でお馴染みの倉島。歌やダンスはそつ無くこなせるけれど押しの弱いところがある。今回は黒沢と山出のサポートもあって良い感じで進行できた。

倉島は表情の乏しいことも欠点のひとつだったが、今回の公演では変化が見られた。映像で残されているかどうかは分からないが、公演中に今までにない表情を見ることが出来た。意識してやっているかどうかは分からないけれども、こういった表現の幅が定着できればしめたものだ。

山出 愛子(やまいで あいこ) 中等部2年

近頃の山出愛子は心技体が充実してきたように思う。

彼女は声と外見のバランスが良く、いっそう魅力的に見える。そんな山出がピアノ弾き語りのソロ歌唱を披露する機会を得ていたので会場中が心洗われる時間を過ごすことが出来た。

彼女の将来の夢はシンガーソングライターという。声質は魅力的でも歌唱力でグイグイ押すタイプではなく、詩的表現で感情に訴える歌い方だ。

※当方の記憶だと、さくら学院のステージでソロ歌唱したのは中元 すず香ただ一人。それも卒業公演での出来事で、卒業生が彼女一人だったからソロで歌ったというものだった。

岡田 愛(おかだ めぐみ) 中等部2年

この公演で、今まで彼女の表現力に気付かずにいたことを知った。転入時から岡田愛は出来る子と分ってはいたが、勉強とクラッシックバレエ以外の特技は知らなかった。

岡田愛の特徴といえば「めぐ・知ってる・知ってる」だが、それは彼女の本質を表すものではなくキャラ設定だということはご存じだろう。そんな岡田が垣間見せた感情豊かな演技は「演技も出来る子」という評価を加えるものだ。

そう思った根拠は具体的に何々と文章に出来ないほど僅かな事だが見間違えてはいない。おそらく彼女は感情をこめた演技することも出来るけれども、いつもカメラの前で見せるのは澄ましたお利口さんのメグである。

多分、頭の良すぎるのが災いして自分のキャラを崩せないのではないか。なんか勿体ない気がする生徒だ。

岡崎 百々子(おかざき ももこ) 中等部2年

幕間(幕は無いが)のコールが一番多い岡崎百々子。人気の源泉は観客を楽しませようとする姿勢だ。彼女は観客を楽しませる術に長けていて、最初から最後まで観る者を飽きさせない。

公演の間、常に表情を変化させる彼女はサービス精神に溢れている。歌パートが割り当てられていない時や、ダンスもせずにじっとしている時でさえ刻々と表情を変えてゆく様を見ていると本当に楽しめる。意識してやっているかどうかは分からないけれども、観客に対するアッピールは特筆していいだろう。タイプは違うが顔芸に長けていた菊地 最愛を彷彿とさせるパフォーマンスだ。

ネタがコケたのはご愛敬。岡崎はピン芸人よりも漫才向きだと思う。

岡崎百々子は今のさくら学院でダンスが一番上手い。上半身の姿勢が良いのが印象的だ。

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