さくら学院とLoGiRL廃止の関係

LoGiRLが2017年3月31日にサービス停止!

LoGiRL放送の様子 (2017年度)

さくら学院LoGiRL (テレビ朝日が運営する動画サイト)のサービス開始時から参加しているユニットで、常に一定の閲覧者数を獲得できるLoGiRLの人気番組となっていた。

 ご存知のように生徒は小中学生なので夜8時までしか出演できない(働けない)法律上の縛りがある。そのため、毎週月曜夜7時から8時という父兄が見れるギリギリの時間帯で登場していた。

 時間切れ間際の喪失感までを含め、外のアイドルに無い初々しさが一番の魅力だ。

 LoGiRLさくら学院はライブ配信で、失敗もそのまま流れてしまため独特な緊張感が漂っていた。やり直しがきく収録番組の様な気やすさや空気の緩さとは無縁で、出演する生徒には得難い経験になった事だろう。


LoGiRLさくら学院

 番組は森先生こと脚本家の森ハヤシ氏の書いた台本をもとに進行する。しかし出演者がいう事を聞かない年代の女子小中学生という事もあって設定どおりに進まない事が多く、生徒が巻き起こすハプニングと司会の森先生の仕切り技でダイナミックな展開を楽しめるイベントだった。

 俗に「神回」といわれる様な生徒の個性が爆発した放送もあり、地方在住の父兄にとっては生徒を間近に出来る貴重な機会でもあった。

※日直の水野 由結がガチガチに固まっていた初回放送。吉田爽葉香初登場の回。岡崎百々子が初めて日直をした回。麻生真彩が病気休養明けに出演した回(冒頭の自己紹介で、「父兄さん会いたかったー」と叫んだ。)などなど、記憶に残る配信があった。

 半面、ヤラカシた放送もある。2014年度卒業生が最後に出演した回が最たるもので、有終の美を飾ろうと周到な準備をしてきたであろう卒業生の企画を遮ってぶち込んだのが、あろうことか在校生の総登場という職員室の安直な企画。自分たちの企画がつぶされた事に気付いた卒業生一同は落胆の余り声も出なかった。その様子は、画面を通して見ていても本当に気の毒。それでも一人・気炎を吐いて盛り上げようとしている森先生を見て心底白けたよ。職員室は、生徒が何をしようとしているのか全然見ていなかったんだね。
あの時の卒業生の企画はもう見ることが出来ない、永遠に闇の中に消えてしまった。

 基本的に出演する生徒は毎回異なる顔合わせとなっており、生徒毎の個性が最大の見せ場だが生徒同士の個性のぶつかり合いも見所である。

 生徒毎に出演回数はかなり異なっており、白井沙樹や田口華・山出愛子などの遠距離通学(通勤)している生徒は出演回数が少なくなる傾向があった。登場回数が突出して多い磯野莉音は唯一ほぼ毎回出演していた。

LoGiRLが無くなると、さくら学院はどうなる?

 下にある通りLoGiRLの後継サイトとしてテレ朝動画が用意されているが、さくら学院の参加は現在のところ未定となっている。コンテンツ課金制サイトで無料配信するためには相応の負担を求められるだろうから、その辺の事情で二の足を踏んでいるのかも。

 父兄として生徒達の放送が見れなくなるのは寂しい限りで、是非ともどこかの配信プラットフォームで復活できたらと思う。 生徒にとってもスタジオ出演経験を積める貴重な機会なので、何らかの形態で配信してもらいたいものだ。

現在、配信可能なプラットフォームには次のようなサービスが有る。

ニコニコ生放送 : さくら学院の公式チャンネルもあり、過去に何度もライブ配信した実績がある。

 他にもTwitCasting(ツイットキャスティング)とかLINE LIVE CASTとかYouTubeLiveもあるが、それぞれ一長一短があり決め手に欠ける。特に、さくら学院の放課後学んでマンデーは録画放送とそぐわないので、配信期間制限の可否や削除しやすいかどうかなどの点で慎重になってしまうのだろう。


LoGiRLのビジネスモデル

(ここからは少々真面目な話)

LoGiRLに限らず、無料動画配信サイトは広告収入に依存したビジネスモデルを構築するのが一般的。

LoGiRL

LoGiRL

 インターネットの動画配信サイトは全く放送しなくても大きな固定費が発生する為、視聴者からの料金収入が無いと継続的に赤字を計上して累積損失が積みあがってしまう。

 これでは幾ら資本金が有っても立ち行かないので、無料サイトの場合は広告収入が一定規模まで育つ間は新株の発行や親会社からの援助などで凌ぐことになる。

 筆者の推測では、LoGiRLを有料課金制動画配信サイトとして立ち上げたものの当面は無料配信としてユーザー確保に努め、一定数のアクセスとコンテンツ量を確保できた状態で有料化を行う計画だったのではないかと思う。その課金制サービスが月々800円のLoGiRL Prego(月額見放題サービス)だ。

 LoGiRL Pregoがどれくらいユーザー数を確保できたかは定かではないが、当のLoGiRLはといえば運営母体はテレビ朝日だから赤字でも直ちに潰れたりはしない。それが何故サービス停止に追い込まれてしまったのだろうか。

LoGiRLサービス停止

テレ朝動画

テレ朝動画

 今回の発表によれば、LoGiRL Pregoも含めたLoGiRLそのもののサービスを停止するとの事。そして、移転先として案内されているのがテレ朝動画というサービス。

 テレ朝動画はその名の通りテレビ朝日が運営する動画サイトで、アイドル以外にもドラマやアニメもある大規模なもの。

 ところが、今までLoGiRLに貯め込んだコンテンツは引き継がないようだ。LoGiRLは動画の他に私服グラビア企画や独自制作の特集記事もあり、結構充実した内容だったのに勿体無いね。

 何でこんな事になったのかという訳を推察するに、恐らくテレビ朝日が組む相手を乗り換えたんだと思う。つまり、LoGiRLの提携相手(配信プラットホームなど)とテレ朝動画の提携相手は違う企業ということか。又は頑張って自社構築したのかもしれない。

 或は「どこどこで配信しますよ」と書かれた芸能事務所との契約書を全部書き換えなきゃならないことから、「権利関係が面倒臭いのでLoGiRLのコンテンツはお蔵入りさせた」というのも。

月額固定性からコンテンツ課金へ移行

課金モデルからも移転理由を挙げる事が出来る。

 LoGiRL Prego月額固定料金でのサービス。800円で全てのサービスを利用可能ということは、コンテンツ量が増加するほど利益率が低下する傾向がある。つまり、常にユーザー数が増加していないと儲からなくなるビジネスモデルだ。

 一方で、テレ朝動画はコンテンツ課金制を採用している。観たいコンテンツだけ料金を支払って購入する方式で、ポイント制を採用しているのはミニマムペイメントに占める課金手数料割合を低下させるためだろう。

 こうした課金方式の課題解決の意味もあり、固定料金制サイトは儲からないと知ったテレビ朝日が今回の移転劇を仕掛けたのかもしれない。

以上、あくまで筆者の推測なので話半分どころか真に受けない様に願います。( ´艸`)


この項、ここまで。

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